以前から楽しみにしていた芝居「
ブルックリン・ボーイ」を観に、
兵庫県立芸術文化センターに行って来ました。
このお話は「自分探し」がテーマで、売れない作家が自伝的小説を書き、大ベストセラーとなり、一躍有名人に。その自伝小説にからむ、病気の父親・幼馴染・別れた妻との葛藤や情愛が、売れっ子になってから出会った人々と対比させながら浮かび上がってくるというストーリーです。
ほとんどのシーンが2人芝居で、主役は出ずっぱりで、非常に大変な役です。
各シーンを通して、主役が抱える問題をクローズアップさせていくという手法は、とても高度で、無駄なシーンはすべて取り除かれ、洗練された構成でした。
ピューリッツア賞受賞作家の作品だけあって、さすが!
脚本の世界にいた頃、お芝居や戯曲などもよく見に行ったものですが、最近はご無沙汰で、今年は、又色々刺激を受けたいと、芸術や文化に勤しもうと思ってます!